前回、土鍋でごはんを炊くと美味しいと書いたので、今回は簡単な土鍋ごはんの炊き方を書きたいと思います。
※私の家はガスコンロを使用しているので、ガスコンロでの炊き方です。
前回の記事はこちら↓
ずぼらな私でもできる簡単な土鍋ごはんの炊き方
まずは、土鍋にお米をいれます。
私はいつも一人鍋用の小さな鍋に2合のお米を入れています。
がんばれば2.5合入ります。
そのまま米をとぐ
そのまま土鍋に水を入れて普通に米をとぎます。
正直やりづらいので、ずぼらでない方は、ボウルなどでとぐことをお勧めします。
ちなみに、とぎ方も簡単にしています。
水を入れる→すぐ水だけ捨てる→1合に対し10回とぐ→水を入れては水だけ捨てるのを、濁りが消えるまで繰り返す
冬など水が冷たい時にあまり水に手を入れたくないので、この方法になりました。
分量の水を入れる
米をとぎ終わって水だけ捨てたら、次は炊飯用の水を入れます。
これは米を計ったカップで、米と同量の水を入れればいいだけなのですが、
カップで図るのが面倒だという私のようなずぼらな人には、
だいたいよさそうな量の水を入れたら米の上に手のひらを置いてみることをお勧めします。
手のひらを置いた状態で、水が中指の第二関節のあたりまで入っていれば丁度いい感じで炊けると思います。
固め、柔らかめの好みがありますが、まずは一度やってみないことにはわかりません。
30分以上浸水させる
あとは30分以上放置しておきます。
30分も時間のない場合は、できたら10分くらいは浸水した方が、
炊きあがりがふっくらします。
浸水しなかった場合も噛み応えがあって美味しいですが、
一粒一粒が固めで主張強めのご飯になると思います。
いよいよ炊く
ついに緊張の一瞬がやってまいりました。
着火です。ここでは、掃除等も面倒くさいのでやりたくない私が、
吹きこぼれと焦げ付きを最小限に抑えようと編み出した炊き方で炊いてみます。
①コンロの五徳の中央に鍋が配置されるように、念入りにチェックする。
②着火し、火加減を「なべ底に炎が当たるか当たらないか」くらいにする。
③土鍋の蓋の小さい穴から蒸気が出るのを待つ。(私は大抵、着火から7分程度)
④ここから時間を計ります。蒸気を確認したらすかさず火加減を一番弱火にして、5分計ります(炊き)。計り終わったら火を消して、さらに10分計ります(蒸らし)。
これで炊きあがりです。
②の火加減が私の中では重要で、ここの具合によって焦げたり、炊けるまで時間がかかったりします。
わかりづらいですが、青い炎の先にも、うっすらとまだ炎があります。
そのうっすらとした炎が、なべ底に当たるか当たらないかくらいを目指します。
なべ底に炎が当たって横に広がってしまうと、かなり焦げ率が高くなります。
かといって、なべ底と炎が離れて極弱火になっていると、いつまでたっても炊けません。
使う土鍋やガスコンロやお米によって違うと思いますが。
お焦げが出来ても、黒コゲでなければ、それはそれで美味しいです。
炊きあがり
すべての工程を終えましたら、土鍋の蓋を開けましょう。(※激熱なので注意)
さあ見てください!
米が立っています!
火加減が成功していれば、お焦げもないと思います。
(私の土鍋は米ではなく土鍋自体が前から焦げています)
ごはんだけでも十分美味しい
土鍋で炊いたご飯は、ふっくら柔らかいのに粒がしっかりしていて、白ご飯だけを食べても楽しめます。海苔、焼き鮭、梅干し、たらこ・・などのお供があれば、満足すること請け合いです。お味噌汁がついていたら、最高の食卓となるでしょう。
そんなわけで、節約中でおかずを沢山用意できない場合に、白ごはんを主役にしてくれる土鍋炊きは最適だと思っています。
今日は味噌汁と納豆しかないわ!というような時にも、是非土鍋で炊いたごはんで米の美味しさを堪能してください。